3週間に一度、ジェルネイルを付け替える。時間はとられるしお金もかかるしで、やめてしまってもいいのだけれど、いちど「リハビリ」と称して素爪にしたら、ぼろぼろと二枚爪になってひどい思いをしたので、あきらめた。いったん爪になにかを塗ったりのせたりするサイクルにはいってしまうと、降りることが難しい。

面倒ではあるんだけど、2時間ほどネイリストと向かい合っているあいだに、20代の女の子の感覚やトレンドもよくわかるし(ネイリストにはおしゃれでかわいらしい女性が多い)、ネイルアートのサンプル例(これが行くたびにみごとにバリエーションが増えているのだ)から時代の気分みたいなものが読み取れることも多い。

いま、「シボレー」と名づけられた形のジェルを施してもらっている。「フレンチ」は先端だけ爪の形に沿って違う色をのせるのだが、「シボレー」はその先端の色の部分をV字型というかシャープな山形にするわけですね。で、「シボレー」ってどういう意味?とネイリストに聞いても「さあ・・・わかりません。わたしも不思議に思って会社の上の人に聞いても、誰も知らないんですよ」と。

帰ってから、ひょっとしたら車のシヴォレーとなにか関係があるんじゃないかと思ってchevroletを調べてみると・・・・・・おっと、あった、そのちょっと下に、この爪の模様と同じ形の絵が。盾のイラストである。

語はchvron(シュヴロン)。

想像するに、最初にこの盾の形をネイルに施そうとした誰かが「シュヴロン」と言ったのを、次の人が「シュヴレー」と聞き、いつのまにか車の名前として聞いたことのある「シボレー」に置き換わっていったのじゃないか?

いずれにせよ、ネイル用語のシボレーは「盾」に由来するとみて間違いなさそうです。

逆シボレー、ダブルシボレー、トリプルシボレー、ミックスシボレー、となにがなんだかわからないくらいに高度に複雑化していくのもまたネイルアートの宿命でしょうか。

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