目覚めたら、巨大な虫になっていた。というカフカみたいな朝だった。目覚めたら首が動かなくなっていた。関節に悪いところはなく、「ストレス」によるものらしかった。

「気にすまい」と心がけていた見当違いなしつこいネット中傷、結局、身体が受け止めていて、悲鳴をあげていたのだった。私は案外、外野の声に影響を受けやすいもろい人間だということが、よくわかった。

首を動かせない甲虫のまま、人の不当な悪意のよってきたる源を考えた・・・。私みたいな売れないモノカキなど、なんの嫉妬の対象にもならないだろうに。

命は短い。掘り続けなきゃいけない鉱脈は、まだまだ深い。こんな中途半端なところで、暗闇での卑小なテロ行為で甲虫にされたまま時間と体力を浪費するわけにもいかん。

WWDに掲載の見城徹さんのことばに背中を押される――「一生を終える時に、良い人生だったと思って死にたい。だから、僕の人生にとって今何をやるべきかと問いただす」。

人の心の闇や、自分の弱さについて、それこそ痛みを伴いながら考えるいい機会を与えてもらった、と感謝して、ここ抜け出して次、いくことにする。

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