ミス・アシダのシャーリング・ボレロ。キャミソールドレスやタンクトップの出番が増えるこれからの季節にひとつあると重宝するすぐれものである。くしゅくしゅと小さくまるめてバッグに入れて旅行に持ち歩けるし、肩を覆う部位をずらしたりすることで、何通りかの着こなしが楽しめる。はっと大胆なようでありながら、愛らしく品よく着地できるところが、芦田多恵さんのデザイン力とセンスの賜物。

意匠登録出願中とのことだが、いいことだと思う。平気でパクリものが横行するこの頃、苦労しているデザイナーの権利を守るには、せめてこのくらいはしないと。アメリカ、イギリスではすでにデザイン著作権は法律で守られ、実際に功を奏しているようだ(マネなのか偶然の一致なのか、線引きがビミョウというケースも相変わらず多いようだが)。日本のファッション界にも「パクリは犯罪」という意識が高まるような空気がほしい。

ファストファッションの隆盛で服の価格がほとんど崩壊しかけている。ていねいによいものを作っている会社には苦しい時期なのかもしれないが、ファストファッションにはまねのできない、まねをさせない、志の高いすばらしい「作品」を、誇りをもって作り続けてほしい、と心から願う。

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