劇場版ポケモン「アルセウス超克の時空へ」。時空をつかさどる「神々」たる三龍、ディアルガ+パルキア+ギラティナ VS.彼らを生みだした「神」アルセウスが登場。命を削って人間に宝玉を預けた「神」アルセウスと人間たちの信頼と裏切りのドラマ、神々の戦い、時空を自由に行き来する壮大で荒唐無稽なイマジネーション、皆既日食の日に果たすべき「約束」……なにやらギリシア神話を思わせるようなお話を堪能する。

アルセウスの神々しいイメージは、天駆ける白馬ペガサスを踏襲? 命の源が16個、美しい光の輪となってアルセウスを守る絵は本当に美しいし(威厳ある声の主は、美輪明宏さんだった!)、デジタル技術の向上のおかげか、風景が現実以上にリアルな迫力をもって描かれている。肉眼で見られなかった皆既月食も、ヴァーチャルとはいえ、楽しむことができた。

神から命の宝を預かり、それに感謝しながら大地を豊かにしてきた人間の先祖があって、今がある。神の信頼にこたえ、先祖に感謝し、未来のこどもたちのためにも今を大切に、というメッセージも、いやみなく子供たちに伝えている。製作者に心から敬意を表します。株式会社ポケモン。ポケモンのことばかり考えてグローバルでも勝負できる会社っていうのは、部外者の目には、なかなか楽しそうに見える。

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