「モンスターvs.エイリアン」、専用めがねをつけての、3D映画。宇宙のイメージはじめ、映画の世界に入ってしまったような迫力映像に圧倒される。3Dでここまでできるとは。無声からトーキーへ、モノクロからカラーへ、という映画の変わり目の瞬間に立ち会っていた観客もこんな思いだったのか?

3D映像ばかりか、ストーリーもなかなか興味深かった。宇宙最高のパワーに偶然恵まれ、巨大なモンスター(ジャイノミカ)になり、スーパーパワーを授かって、仲間と地球を救うヒロインに対し、心底、「ああなりたい」と思った自分を発見する。ふた昔前だったら、映画は女の「王子様願望」を描いていたかと思うのだが、今の女の願望はそんな退屈なレベルにはないのである。男を、地球を、スーパーパワーでもって救う。これが今、共感を得られるヒロイン像なのかもしれない。

「ゴジラ」や「モスラ」への「オマージュ」も随所に見られて、ちょっとうれしかった。エンドロールの背景に流れるシルエットの映像が、さりげないのにスタイリッシュで、あえてモノクロっぽくおさえているあたりに作り手のセンスのよさを感じる。

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