◇朝日新聞3日(土)付けの、磯田道史「この人、その言葉」。過去の偉人のことばを通してモラルを説き続けるこの欄は、必ずチェックするようになった。何年か前ならば、あまりのきまじめさに反発を感じたかもしれないが、現実社会がこうもスカスカな「カネ&自己啓発&成功」ばかりもてはやすような時代には、このくらいのどまじめストレート直球がかえってすがすがしく感じられる。この日は佐藤一斎のことば。

「学を為すには、人の之れを強うるを俟たず。必ずや心に感興する所有って之を為す」。

本人が「これをやりたい!」と意欲をもったら、しめたもの。勝手にどんどん学んでいってくれる。あとは正しい方向を見失わないよう明かりを照らし続けていることと、「常に、見守って、応援している」というメッセージを発し続けてモチベーションを維持してもらうことが、「教える側」に大切なことかなあ。とはいえ、なにが「正解」なのかわからない。いかなる場合にせよ、「教える側」は「教わる側」以上に努力をし続けていないと、すぐに足元を見透かされる。

◇ゼミ生がオクスフォード短期留学中にロンドンの帽子デザイナーを自発的に取材してきました。機会があったら、リポートを見てやってください。

http://meiji-mode.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/bernstockspeirs.html

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