◇DVDで「カンナさん大成功です!」観る。全身整形美女を演じる山田優がなかなかよくて、目が釘づけ。「ブス時代」の癖が抜けないドタドタした走り方(の演技)とか、誇張したモデルポーズの決め方とか、いやみなくうまくて、気持ちよく笑える。笑いのセンスのある美女って最強だなあ。作品じたいは、「劇場版」とはいえテレビのスケールにおさまっていた感もぬぐえなかったが、ファッションのはじけっぷりとキャストの面白さで、とても楽しめた。

「社長」役の美女、きらりと個性的で印象に残る。誰だろう・・・と調べたら、なんと浅野ゆう子だった。ウィッグとメイクと演技でみごとに「化けて」いた。

風刺がたっぷり入った名言もちくりちくりとちりばめてあって、おかしい。

「(世の中には)美人エリアとブスエリアがある」

「美人は払わない。美人は謝らない。美人は話を聞かない・・・」

「女は、上から目線でケイベツしながら憧れる」

→これ、鋭いな、と感心。さんざん(ヤマダユウの)悪口を言いながら、彼女をマネして似ていく3人組のオバちゃんが、その「証し」として配されているあたり、うまい。女は美女を上から目線でバッシングしながら、彼女に憧れる。女性週刊誌なんて、そんなメンタリティでもっている。

◇1日付朝日新聞、またまた久保田智子。みのもんた評に、なるほど~。

「みのさんはカメラの前でもとても自然に見えた。私が言うとわざとらしい『楽しみですね』というせりふも、みのさんが言うと、『本当に楽しいのかも』と思わせる何かがあった。発する言葉に瞬間的に感情を込め、『今ここでしゃべっている自分だけは確かだ』という、説得力と自信を感じた。全身で喜怒哀楽を表わすみのさんの顔は、まるで歌舞伎の隈取りが浮かび上がっているかのようだった。しかも、カメラが回っていない時も変わらない」

『カメラの前で自然でいられる人だけが、テレビの世界に残れる』

この「自然」は、たいへんな努力の果てにいきつく「自然」なんだろうな、と憶測する。

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