大学の講義内容の一環として、ゲスト講師に来ていただく日。今日は「プラチナサライ」編集部の桂浩司さん(明治大学のOBでもある)に、雑誌がファッションシーンに与える影響について、作り手の側からのお話をしていただいた。

雑誌はメッセージであるということ。9月売り、3月売り、11月売りの雑誌の、作り手側の思惑。写真としての美、コーディネイトの巧みさ、実用性、といった観点での雑誌の分類。ビジネスモデルという観点から、広告との関連で見る雑誌。モデルが一般人に移っていることのイミ。などなど雑誌づくりをめぐるさまざまな状況について、現場の立場からのお話を聞かせていただいた。

個人的に「ええっ!?」(と同時に「やっぱりか」)と思ったのは、雑誌業界は意外にコンサバだという指摘。より多くの読者を獲得しようとすれば、突出した、エッジイな誌面づくりは嫌われ、一歩先んじたことはやりにくい、という話。なるほどなあと思う一方、雑誌を愛し、長らく誌面の片隅に関わってきた身としては、「雑誌がそんな守りの姿勢だから低迷するのだ!」という熱い(というか、青い)思いもよぎる。

モデルを生業としていない一般人をモデルとして使用するのは、「~っぽいね」というテイストを伝えるのにふさわしいから、という指摘にも納得。作り手のメッセージがすぱっと伝わってくるわけではない代わりに、「~っぽい」という雰囲気だけはそこはかとなく、漂わせることができる。最近はこういうのが増えた気がする。

あらためて、誌面を冷静に見るプロの視点を提供していただいた。感謝!

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