◇29日付朝日新聞「仕事力」。木村政雄さんの第1回目「肩書に隠れない」より。

「たとえばこの案件は誰に頼もうかという時、一つのジャンルで3番目くらいまでに入っていないとほとんど声は掛りません。(中略) 3番目までとその他大勢とは何が異なるのか。それは個性が見えているということでありポジションが明確になっているかどうかの違いです」。

「ここには私しかいないというすき間を手探りし、ユニークなセールスポジションを作っていくことです。ただ、それは独り善がりではなく他人にとって魅力的なものでなくてはなりません。人から求められるものです。  世阿弥はこれを『離見』と呼びました。あなたが持っている個性の中から、人を引き付ける要素を客観的に見つめることを意味しています。自分だけで独善的に判断して頑張ることは『我見』と言いますが、これはまだ閉じた状態で周囲に届かない。ここを脱していかなければならないのですね」

◇30日付朝日新聞「あの人とこんな話」。甲斐よしひろさんのことば。

「つらくてやめようと思うことは何度もあったと思う。でも究極の別れ道に来てもやり続けることを選んだ、修羅場でもリスクをとってきた、この現役でいる凄さがすべてなんですよ」

この人にしてこのことば。「続ける」「やめない」というのはほんとうにしんどいことなのだが、だからこそ、細々とでも、続けていられるということそのじたいが、凄いこと、偉大なことなのであろうなあ。いろんなことに成果がでなくてやめたくなっている時だったので、なんだか天から降り注いできた感のあることばだった。

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