「WWD」vol.1560合併号、FORECAST2010特集に掲載の、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんの話。強いインパクトあり。

プライスも国もキワがなくなり平準化したグローバル時代の到来に際して、どのような心構えで行くべきか? 

WWDの「業界は良くなるか?」の質問に対して、柳井氏は答える。

「企業次第だ。業界全体が良くなるから自分のところも良くなるなんてことはない。今だってヒットしているのは既存の需要を食ったのではなく、新しい需要を造ったところだ。新しい需要や付加価値を造れたところは今後も成長し、そうでないところはダメ。ファッション業界の一番悪い癖は後追いばかりということ。他人が作った付加価値とか新規事業をコピーしようとするばかり。服のトレンドと経営とを勘違いしていると思う」。

グローバルで生き残らない限り日本でもダメ、と考える柳井さんは、「マーケティングやコミュニケーション能力がより重要になる?」というWWDの質問に対し、こう言い切る。

「その前に、自社はどういう会社で、過去に何をやってきて現状はどうで、将来どちらの方向を目指すのか、その方向感覚が正確でないといけない。ポジションをとらないとダメだ。お客さまに認知され、『こういう企業でこういうことに期待できる』というポジションを世界中で取りに行く時代だ」。

ほかの仕事においても適用されるべき発想と感じさせるあたりが、やはり一流の経営者であるなあ、と。新しい需要を造る。付加価値を造る。ポジションを明確に発信し、自分から、取りに行く。そのぐらいやる気概と行動力がないと、生き残れない時代が到来しているのを感じる。

ま、とりあえずは正月休みが終わってから気合を入れるということで(とのんびり先延ばししていると永遠に出口のなさそうなドメスティックの閉塞のなかに取り残されるのである・・・ああ・・・)。

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