「アバター」を観にいく。あまり期待しないでいったのだが、予想外のすばらしい驚きにのめりこむ。一瞬、一瞬が、見たこともない美しい映像の連続。語られるのは、人類が古くから何度も懲りずに繰り返してきた(今もやっている)愚行と、その愚かさに警告を与える神話的な物語。そんな骨太の物語と、今現在最前線で起きつつあって、将来実際に生まれかねないSF的近未来の、あまりにも美しい融合。製作者の熱いメッセージも、しかと伝わってくる。

久々に、「終わってもすぐに立ち上がれない」ほどの映画らしい映画世界を堪能した。2時間半と長かったが、もっともっと、パンドラの星の世界に浸っていたかった。いちいち驚かせる、1600ショット(!)。 これだけのものを作り上げるのにどれだけの時間とエネルギーと情熱を要したかと想像すると、製作者の労力に、心から敬意を表さずにはいられない。これを乗り越えなくてはいけない後世の映画作家に思わず同情してしまったほどの、記念碑的できばえだと思う。

ゴールデングローブ賞にはすでにいくつかの部門でノミネートを受けているようだが、個人的には、ぜひとも作品賞をあげたい。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です