高城剛『オーガニック革命』(集英社新書)。実際にイギリスに一時的に移り住んじゃった最先端のノマドをなさっている方ならではの、ロンドンの現状の報告が興味深かった。リーマンショック以降の、ニューヨークとロンドンの違いというのも、居住者ならではの視点から具体的に書かれていて、なるほど、と。

「ピンクポンド」ということばを知って驚いた。イギリスに生活する同性愛者は、全人口の約6%にあたるそうなのだが、彼らこそがブレアが唱えていたクールブリタニア市場のお得意様であったという指摘。平均年収が高いうえに、外食や服飾にお金をかけ、パーティーやオペラやコンサートにも積極的に出かけて行って出費を惜しまない。ブレアが力を入れたクリエイティブ産業を活性化させていたのが、彼らゲイのピンクポンドであったとは!

2 返信
  1. hula_hula
    hula_hula says:

    ピンクボンドに関しては、入江敦彦『ゲイ・マネーが英国経済を支える!? 』(洋泉社y新書)が詳しいです。これも居住者かつ当事者の視点からなので、客観的というよりは少々前のめりな本でしたが、同性愛者として普通に生きられるようになった国とそうでない国の彼我の差を感じました。あっそうか、日本では「オタク・円」かもしれませんね!

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  2. nakanokaori
    nakanokaori says:

    hula hulaさま、情報ありがとうございます! 入江さんは信頼しているゲイライターの一人です。さっそく買って読んでみます。本は「前のめり」ぐらいのほうが興味深く読めます。
    「オタク・円」(笑)。今後の日本の活路はここから、という感じもしますね。

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