◇昨日の話。近所のデパートの地下駐車場でボヤ。ちょうどその駐車場に車をとめていた。店内に非常ベルが何回か鳴り渡り、「係員の誘導に従って外へ」との非常放送があるにもかかわらず、悠々と買い物を続ける人が大多数であったことにささやかに驚く。スタバでは、なにごとも起きていないかのように静かにコーヒーを飲み続ける客が大半だった。まあ、店外にすぐ出られる場所であったことも大きいが。

知り合いのネイリストが、新宿のファッションビル勤務時代に、スカルプチャー施術途中、レストラン街で火災が発生したにもかかわらず、お客さんが「続けてください」と動じなかった、という話をしていたことを思い出した。ボヤで済んだらしかったが。

結局、駐車場内は煙充満のためしばらく入場できず、いったん帰宅して2時間後に車を取りに行く羽目に。車は無事だったが、場内は泡と水で惨状を呈していた。

火災報知機が鳴り、非常放送があってなお、なにごとも起きていないようにゆったりと振る舞いつづけるという集団心理は、どういうことなのか。その場に居合わせたときの、不思議な空気が体にまとわりついて離れない。9・11のときも多くの人はそういう振る舞いをしたと伝えられているが。

◇「交渉人 The Movie 高度10000mの頭脳戦」。タイトルにふさわしい頭脳戦がほとんど展開されず、アクションアクションの連続。つっこみどころは多々あったが、料金分のハラハラドキドキは楽しめた。

◇「グラントリノ」DVDで。魂から涙をしぼりとられるような、シブい傑作。イーストウッド、かっこよすぎる。こういう(ものを作れる)老人になりたいぜ、と思わされる。

2 返信
  1. たけい
    たけい says:

    イーストウッドの最近の中では、
    「グラントリノ」が一番彼らしい
    傑作だと感じました。
    「ランボー」のような展開をする
    と見せかけておいてあのラスト。
    監督業は、続けるそうですが、
    出演は、最後かもしれないとの
    事です。それにしても創作意欲
    が凄いですね。

    返信
  2. nakanokaori
    nakanokaori says:

    たけいさん、
    >「ランボー」のような展開をすると見せかけておいて
    そうそう、そこに至るまでの伏線のはり方が巧みでしたよね。ことあるごとにほんとに銃で脅していた。だからこそ、「ここぞ」のときのあの態度がいっそう涙を絞りました…。あれで敵は「全滅」したわけで、じいさんは「勝った」のですよね。
    年とともに冴えていく感のあるイーストウッドは、高齢化社会の希望の星に見えます(笑)。

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