2010-2011秋冬ミラノファッションウィークが一通り終わる。最近はほとんどのブランドがyou tubeやHPでショウの模様やバックステージの様子を同時中継している。さきがけはドルチェ&ガッバーナだったが、今期もiPHONEに動画を流すなど、初めての試みをおこなっている。フロントロウの客として脚光を浴びるのも、若いファッションブロガー(なかには13歳もいる)で、彼らがツイッターやブログでほぼ同時にショウの模様をリポートするのがウケているらしい。訓練を受けたファッションジャーナリストの記事が活字になるころには、もう「ニュース」としての新鮮さはなくなっている。活字ならではの勝負のしかたが問われるような時代にきている。

コレクションの内容に関して、春夏にひきつづき、引っかかっているのが、ドル&ガバのニッカーズである。ショートパンツをさらに短くした、ブルマのような下衣である。中学生の体操服か?というような。イギリス英語でKNICKERSといえば女性用の下着をさすのだが、コレクションで発表されているKNICKERSは、もちろん、アウターとしてのもの。

ドル&ガバが春夏にこれを出してきたときにはかなりぎょっとしたが(ありえない!と思って)、秋冬にはさらにこれをテイラードジャケットと合わせるなどして、本気で提案している。ドル&ガバのHPでも、一押しのスタイルとして大々的にフィーチャーしている。http://www.dolcegabbana.com/

現に、レディ・ガガやビヨンセなどの女性アーチストたちはこれを臆せず着ている。思えば、長いトラウザーズをはいている女性アーチストが、いつのまにか見当たらない。ショートパンツ、さらにそれを短くしたニッカーズすれすれが目立つ。長い場合はタイツみたいなレギンスばかり。

今はありえないと思っていても、見なれてしまうと着てしまうのが、ファッションのおそろしさというか面白さでもある。ニッカーズの行方、要チェックである。

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