「世界のトップリーダー英語名言集 BUSINESS」(Jリサーチ出版)。CDつき。実用英語の本を作る企画の提案をいただき、ありがたいことと感謝しながら具体案が浮かばないのでなにかヒントになるかと見つくろってきた本の山のひとつ。ビル・ゲイツ、カルロス・ゴーン、ピーター・ドラッカー、リチャード・ブランソンはじめビジネス界で成功をおさめた人の英語が、「夢」「お金」「リーダーシップ」「困難」など16のテーマ別におさめられている。英語版ジコケイハツ本といったイメージ。

アメリカには「モチベーター」という職業があることを知った。人々をやる気にさせるための講演をしたり、本を書いたりする人ですね。そんなジコケイハツ専門家(?)であるジグ・ジグラーや、オグ・マンディーノといった人たちの言葉も紹介されていた。業種を超えて多くの人にアピールしようと思えばやはりこういう分野になるのは、どの国でも同じなんだろうか。

サイドエフェクトとして、錚々たるビジネスリーダーたちのプロフィル(の一部)を知ることができたのがよかった。レイ・クロックがマクドナルドを創業したとき、52歳だった。カーネル・サンダースがケンタッキー・フライドチキンを創業した時、65歳だった。年だから、なんて言ってる場合ではない。

‘A man is not too old until regrets take the place of dreams.’「人は老いない。後悔が夢にとって替わるまでは」(俳優ジョン・バリモア)

‘Money isn’t the scarcest resource — imagination is.’「金は希少な資源ではない。希少なのは想像力である」(ペインテッド・ウルフ社の共同創業者リンダ・イエーツ)

‘When you’re going through hell, keep going.’「地獄を体験しているなら、そのまま突き進め」(ウィンストン・チャーチル)

‘Remember that failure is an event, not a person.’「失敗はできごとである。人ではない」(ジグ・ジグラー)

‘When I was young I observed that nine out of ten things I did were failures, so I did ten times more work.「若かった頃、手がけることの10のうち9は失敗した。だから私はさらに10倍働いたのだ」(劇作家ジョージ・バーナード・ショウ)

ありがたくかっこいい言葉の数々は、たぶん、麻薬というかドリンク剤みたいに、そのときどきのモチベーターとして効果的なのかもしれないが、実際に「偉業をなしとげた」人たちは、地をはいつくばるようにして常人の10倍、20倍、それこそ「地獄を突き進む」ように闘ってきたのだということを教えられる。

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