「サライ」誌記事のため、「デンツ」のグローブに関するお話を、「リーミルズ・エイジェンシー」の長渕靖社長にうかがう。

一双3万円~5万円の手縫いの革手袋には、なるほど価格だけの時間と手間ひまがかかっていることを知り、納得。詳しくは本誌にて。

「リーミルズ・エージェンシー」はデンツのほかにも、ジョン・スメドレーのニット製品、ジョンストンズのカシミア製品、パンセレッラの靴下などなど、スノッブな英国ブランドを数多く扱っていて、ちょっとした興奮続き。下の写真はジェイムズ・ボンドも愛用のパンセレッラ。英国仕様のカラフルな柄や、「脛が見えない」ロングホーズもそろう。この靴下についてはまたあらためて取材したくなる。

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「英国王室御用達」のはずなのに、マークがついてないブランドばかりであることに気づく。「最近では、意識の高いブランドは、逆にあえてつけない」傾向があるらしい。ロイヤルワラントをありがたがるのは、イナカモノ(地理的な意味においてではなく、メンタリティにおいて)ということか? この背景については、気になったので、正確な実態を調査中。

ドイツの「シーサー」という下着ブランドとも、驚きの出会い。説明されなければ、「おじいさんの箪笥の中から出てきた」ような印象なのだが、下着としてはかなり高価な品である。くたっとした雰囲気、しぶい色出し、布でくるんだ上に箱に収納するパッケージという細部などに、「いまどき」の男性に好まれるであろう絶妙の「こだわり」感覚が見え隠れする。

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「こだわり」というワードじたいは、「サライ」ではNGなのですが。

3 返信
  1. Ken
    Ken says:

    ユニクロで下着を「大人買い」しているようでは、素敵な大人になれないですね(苦笑)
    結婚以来、色気よりコストを気にしてしまうダメな夫です。。

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  2. Kiichiro
    Kiichiro says:

    日本の靴下
    Tabio HOMMEはどうでしょう?
    ロングホースを作っているところってあまりないと思うのですが・・・
    スーツのときは履いています。
    6×2リブロングホーズとか

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  3. kaori nakano
    kaori nakano says:

    >Kenさん
    色気よりコスト。
    それが大正解で、ふつうだと思います!
    ユニクロの下着、優秀ですよね。
    >Kiichiroさん
    情報ありがとうございます。
    ロングホーズは日本では
    一般には手に入りにくいのでしょうか。
    というか消費者側の需要も、
    あまりないみたいですねえ。
    なくても、まあ、やっていけますし…。

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