もう20年以上も前に教えていた女子大の学生から今なお年賀状が届く。忘れずにいてくれて、とてもありがたいことと感謝している。で、今年、そのなかの二人の近況に喜ばしい「異変」があった。結婚しました、と。しかも二人とも相手は外国人である。

二人が二人、聡明にして内面も外見も美女。「師」の立場の私が言うのもなんだが、1000の褒め言葉を用意してなお足りないくらいのすばらしいアラフォー女性なのである。

だが、日本の男性は、ほとんど声をかけてこなかったそうである。国際結婚の相手は、失礼を覚悟でいえば、たぶん日本人だったら「ん?」と思うほど、少なくとも職業上では、格下である。「あゆ婚」の印象。

結婚は相性の問題だから、世間的な「格」の上下問題など、気にするのもばからしいとは信じている。二人が幸せならば、それ以上、なにを望みましょうってもんである。むしろ、そんな見えない壁を乗り越えて愛を獲得しようとした相手の男のガッツに喝采を送りたいくらいではある。

しかし、その半面、日本の「内向き下向き後ろ向き」の男性たちが、「鴨長明の呪い」にかかったまま、たった一人で、現実世界の美女には声をかけず、いちばんいいときを虚しく過ごしていくのかと思うと、なんとも残念な思いもよぎるのである。

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