◇DVDで「矢島美容室」。カップヌードルのCMなどで有名な中島信也監督で、とんねるずとDJ OZMAが母と姉妹役。邦画好きの友人が「元気がでるかも」とすすめてくれた一作。

ネバダ州を舞台に、この3人の「母娘」が繰り広げるマンガチックな騒動。最初の15分ぐらいは「しまった・・・・・・」感があったのだが(アフロで11歳の女子小学生という「ストロベリー」こと石橋貴明に納得せよというのは、やはりあまりにも酷)、途中からこの不気味な設定がはまりはじめ、笑えるなかに、感情移入してしまって泣けてきた。それほど弱っていたらしい。プロの映画評論家ならスルーするような作品かもしれないけれど、一映画ファンとしてあえて褒めるならば、テレビっぽく軽いけど、妙にウェットでねちっとした面白さがある。

プリンセス・セイコとしてちらりとだけ(でも大事なところで)登場する松田聖子もインパクトがあった。たしかに、彼女はもう聖人の高みにいってるのだ。この映画の役柄を超えて。ひとつの姿勢を、周囲の揶揄をものともせずに貫き通すと、こういう神々しい存在になる、という稀有な例。影響され、悪ノリのタイトル↑。

◇恵比寿ガーデンシネマにつづき、シネセゾン渋谷も閉館。良質のスノビズムが支えていた文化が消滅していく。

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