◇米「ワシントンポスト」で長らく(15年間)ファッション記事を書いていたロビン・ギヴァンが昨年12月に辞めていた。ファッションと政治の関係など、一流紙の読者がシリアスにファッションを見る硬派な視点を提供し、読み応えのある記事を書き続けてきたファッション・ジャーナリストで、ピュリッツアー賞も受賞している。

今後は「ニューズウィーク」と「デイリー・ビースト」で書き続けるようである。ミシェル・オバマの批判で話題になったりもしていたので、なにか政治的な圧力があったのだろうか、とも懸念したりする。そうでないことを祈る。

昨年12月23日付の退任のあいさつを述べた記事をしみじみと読み返す。ファッションはビジネスであり、政治であり、宗教であり、社会学であり、ひいては人生そのものである、という信念に基づいてファッション欄を設けてきたワシントンポスト紙への感謝で結ばれていたラストには、ナミダ。

ギヴァンのようなファッション記者がいることで、またそういう記者を支えるワシントンポストのような媒体があることで、どれだけ勇気づけられ、教えられてきたか。私も両者に感謝をささげたい。

◇昨夏、UT-Lifeからインタビューを受け、記事が昨日アップされました。なんだか調子よさそうなことばかりに聞こえるかもしれませんが、苦労話は恥ずかしい、との思いもあるので。悲惨が多い現実でも、楽観しつつ必死にあがくことで、なんとかなることもある。C’est la vie.

http://www.ut-life.net/people/k.nakano/

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です