◇「特攻野郎Aチーム」DVDで。人気テレビ番組の、何度目かの映画版。リーアム・ニーソンにブラッドリー・クーパーという目にも嬉しいキャスティングで、ありえない大胆アクションの連続、ひたすらキャーキャーと笑ってハラハラして「やられた!」感のあるラスト。最後の最後にちょこっとドン・ドレイパー(ジョン・ハム)が出てきて楽しいサプライズだった。ジョン・ハムは友情出演(?)だったみたいで、クレジットなし。でもさすが、ちらりと一瞬だけなのに、強烈な印象を残す。

キャプテン・ソーサのセリフ。「連中はバカをやらせたら天才よ(They are the best.  And they specialize in the ridiculous)」。

◇アクションものつながりで「ナイト&デイ」。こちらは、トム・クルーズとキャメロン・ディアスから「華」というか「旬の輝き」みたいなものが消えたなあ……ということばかり気になって、いまひとつのれず。かつてのセクシートップスターが、時代の変化や本人の年齢の変化とともに、いい感じでイメージを変えていくのは難しい。

◇「25ans」3月号、木村孝さん90歳からのメッセージ「お稽古事の本当の意味」。

「お稽古をしている間は、一切が外の世界から遮断されて頭の中は白紙、透明な状態です。暑さも寒さも感じません。これほど気持よく集中できる時間は、めったにありません。(中略)お稽古とは、そういう『いい時間』を求めるものともいえます。月謝を出すのは、ハウツーを習うためだけではないのです。また、資格をとるためといった欲をはじめからもたず、まず学ぶこと。つまりお稽古とは、人間修業的なものを含め教わって何かを得ることが大事ですが、夢中になって教わる時間そのものを体験すること、これが本当に大切です」

さすが90歳の大美女のことばには説得力がある。私が大嫌いな言葉に、(ビジネス以外の場面で使われる)「費用対効果」というのがあるが、そういう「これに時間やお金を投資してどれだけの利益を得られるか」みたいな損得勘定が頭の中を占めているかぎり、どんな勉強したってお稽古に投資したって、殺伐とするばかりじゃないかなあと思うのだが。暑さも寒さも忘れるほど夢中になれる時間の積み重ねの結果、豊かな勉強の果実が実って、本当の意味での「成果」がついてくる。そういうものだと思う。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です