高橋洋服店社長の高橋純さんが、4月に小学館からフォーマルウエアについての新書を出版する。そこに4ページ分ほど「特別寄稿」するため、ゲラを読む。

日本人が洋服を着るようになって140年。いまだにフォーマルのルールがむちゃくちゃなままである。新書は、きちんとルールを知るためのいい機会になればと思う。

「黒いスーツに白いネクタイ」は日本固有の奇妙な慣習、というのを私も企業の研修など機会を見つけていろんなところで言い続けてきたが、高橋さんもそれがいかに間違っているのか(どうして間違ってしまったのかの起源も含め)を力説している。心強い。これだけグローバル化がすすんだ時代である。黒いスーツに白いネクタイで結婚披露宴に出席するのは、もういい加減にやめないか。「日本は日本式でやってきたから」で済む問題でもない。

実際に洋服を作り続けてきたテーラーならではの、「日本人の誤解」もたくさん指摘してあって、興味深かった。ダブルのスーツのほうがシングルよりフォーマルだと思いこんでいる人がいまだにいるとか。ほかにもたくさんあるけど、ここではもったいないのでガマン(笑)。

拙稿には、日本人の洋装化にはどんな政治的目的があったのか? フォーマルウエアはそもそも何のためにあるのか? なぜ歴史まで知る必要があるのか? について書きました。詳しくは4月出版の本にて。

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