◇「サライ」4月号発売です。連載「紳士のものえらび」でグランドセイコーについて書いています。機会がありましたら、ご笑覧ください。

今月号は「桜爛漫の古寺巡礼」。シブいです。仏像の写真もいっぱい。

◇「世界の腕時計」No.107。「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー2010」の発表。カテゴリーの分け方が興味深かった。「プレステージ部門」「テクニカル部門」「ハイスタンダード部門」「スタンダード部門」「スポーツ・プロフェッショナル部門」「ユニークデザイン部門」「レディース部門」「クオーツ部門」。それ以外に全ジャンルから「審査員特別賞」。種類が多すぎてなにをどう見ていいのかわからないこともある時計の世界だが、なるほどそう分けるのか、と。

これはいったいなにごとか!?と目が釘付けになったのがプレステージ部門で受賞した「ドゥラクール・ビレペティション」。迷宮のような文字盤。時間の迷宮にすいこまれていくというような錯覚を覚える。価格は1億2600万円ですと。

腕時計の「洗練」はとどまるところをしらない。「時」に対する哲学ないしアティテュードが、腕時計の数だけ存在する。携帯電話は新機能が加われば加わるほど前の機種は古くなって、時間がたてば捨てられることになるが、腕時計は「時を知る」目的に特化すればするほど、超然と時間をつきぬけて存在価値を増していく。何でもありになってきた時代だからこそ、人の仕事もそうでなくてはいけないのかもしれない、と思わされる。

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