1か月前まで「嵐」のおっかけをしていた友人が、いまや「枝野さんのことなら、なんでも聞いて」という筋金入りの枝野ファン。官房長官に「単なる好感」以上の好意を表明する同世代の女は、私が知る限り、少なくともほかに3人。

枝野氏はたしかにほっと人を安心させる。誠意を感じさせる話し方もそうだけど、しぐさのひとつひとつが丁寧で、やさしい。壇上に向かって一礼する端正な姿勢。質問者を受け入れる手の差し出し方。ペーパーの読み方。視線。どれひとつとっても嫌味がない。

この緊急時にそんな上っ面の人物評は不謹慎、という見方もあるかもしれない。でもただでさえ不安をぬぐえないときに、青筋立てたり涙目になったりといらいらするばかりの「大将」の表情をちらと見かけるだけで、いっそう気持ちは滅入る。穏やかでぶれない平静さをくりかえし目にすることが、いかに国民の無意識下に働きかけるのか、その効果の一端をじわりと実感する。

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