内閣官房参与の小佐古敏荘・東大大学院教授が、政府の原発対応に抗議して、29日、辞任した。会見の全文を、以下のNHK科学文化部のブログで読む。

http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

政府の原発外交が健全に機能していないこと。政府の対応が「もぐらたたき」のような場当たり的なもので、国際基準にも法にものっとってはいないこと。隠し事ばかりであることを強く批判。

とりわけ、小学校などの校庭利用における、放射線の年間被ばく量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を「とんでもなく高い数値であり、容認すれば学者生命は終わり。自分の子供をそんな目にあわせるのは絶対いやだ」と、涙ながらに訴える。

一専門家が、学者生命をかけて、ヒューマニズムをかけて、国民に訴えている。これを重く、うけとめるべきではないか。

なのにこの期に及んでまだ首相は「場当たり対応ではない」とか、文部科学省の高木義明が「国際放射線防護委員会の勧告を踏まえた。この方針で心配ない」とか、しゃあしゃあと言っている。子供の安全よりも経済優先なのか。想定外に備えて、危険をより少なくする方針をとるにこしたことはない、という教訓を、なんにも学んでないのか。福島の子供たちは、日本国民の、私たちの子供だ。心の底から怒りと悲しみを感じる。

さらに、政府が、仮設住宅を中国や韓国などから輸入することを決定した、という報道もあったが、

http://www.asahi.com/business/update/0425/TKY201104250420.html

これ、素人考えかもしれないが、国内の建設業者に発注して国の経済を発展させるチャンスをみすみす失っていることになるんじゃないか? 雇用のチャンスも失ってるんじないか? 復興のための資金が、海外に流れていいのか? 2階建てコンテナ仮設をスピーディーに作る。日本の優秀な建築業者ならいくらでもすぐに学んで、さくさくとやってくれるだろうに。 

こういう不可解な方針の連続で国民を不安と疑惑の渦に陥れているようにしか見えないトップがいるかぎり、希望がまったく見えてこない。私は決して政治的な人間ではないが、あまりにも目に余る現状に、「革命」起こせないもんだろうか、と真剣に考えてしまう。

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