2011年6月21日
「サライ」連載記事のため、日本橋の「帝国繊維」さんに取材。今は一年のうちでリネンがもっとも売れるときらしく(お盆を境に需要が下がるのだという)、お忙しいようであったが、アイリッシュリネンにまつわるお話をたっぷりとていねいに教えていただいた。ありがとうございました。
リネンの原料になる植物、フラックスの花が咲くのが、ちょうど今の時期、6月から7月初旬。
朝7時ごろから咲きはじめ、11時には散ってしまう。つまり、花は午前中しか見られないのだという。一面のブルーの花畑はさぞかし美しいことだろうと想像。
リネンはこの植物の茎からつくる。手を加えられて、さまざまな製品となる。詳しくは8月発売の本誌にて。
帝国繊維さんは、かつて消防のホースをつくっていたことから、いまは消防車もつくっているばかりか、あらゆる種類の防災用品をあつかっている。繊細なリネンと消防車が並んでカタログにのっているさまはシュールな感じがしたが、起源を聞けば納得。
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