◇中国の「端麗服飾美容」誌に秋冬トレンド「ボーイッシュ」に関するエッセイを寄稿。多くのデザイナー、あるいはブランドが、メンズ風ルックをうちだしている。

詳しくは本誌にて、なのだが、気になったことはやはり、リア・Tやアンドレイ・ペジックら「フェミマン」の存在である。男の子として生まれながら、女よりもフェミニンな美しさを備えているモデルたちの活躍がめざましい。彼ら「男」が、「女のモデル」として(?)男の服を着てランウェイを歩く。そこに生まれる妖しい感覚が好感をもって受け入れられている。「恋に落ちたシェイクスピア」で、女のグゥイネス・パルトロウが「男」として「女」を演じたみたいな、ややこしさというか遊び心。性差をくすぐったり、超越したりするところから生まれる、幻惑的な美しさが、トレンドとしてくる気配。

◇なでしこジャパン、世界一おめでとうございます。朝型なので、リアルタイムでテレビ観戦ができた。「チーム・デスティニー」という表現をしていた海外レポーターもいたが、なにか運命的な、神意を感じさせる大きな力が、彼女たちを導いているように感じた。どんな演出家もかなわない、ドラマチックで美しい勝ち方だった。「男っぽさ」マックスのプレーやポーズのかっこよさ。PK戦前の笑顔(こういうときに、笑う!)。勝ちを決めた瞬間の笑顔。表彰式での笑顔。性差など超越したところから生まれる、さわやかな美しさに、魅了されました。

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