◇昨日の記録。「メンズプレシャス」冬号のための対談、鈴木文彦氏と。@小学館。テーマは「カントリージェントルマン」。日本のメンズファッションにおいて、いかに「美しき幻想」が大きな位置を占めているか、というところまで話が及ぶ。文彦さんのお父様の正文氏とは、10年ほど前、「NAVI」 や「ENGINE」などでしばしば対談や鼎談をさせていただいたことを、感慨深く思い出す。

◇その後、ジュン・アシダ 2012年春夏コレクション@グランドハイアット。変わらぬ優雅の支柱ここにあり、といった安定感がある。素材もデザインも極上で、コンサバティブながらフレッシュ。街中ではファストファッションの影響なのか、ぺらぺらの素材やボディラインをぼんやりさせる、ゆるい服ばかりが目立つが、やはり芦田先生のつくりだす世界はいい。背筋がのびて、心が潤う。永遠のグローバル・エレガンスに通じると思う。

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◇そのコレクション会場で、読売新聞の記者さんに発見され、東京コレクションに対しての意見を求められる。発信力がなさすぎる現状について。「こうしたらいいのでは?」と素朴に思っていたことを話す。それにしても、東京でファッションウィークを開催しているということじたい、果たしてどれだけの方がご存じなのだろうか。

◇グランドハイアットの外で、すっかり恒例となったOPENERSのチャリティ、グリーンサンタの撮影。今年のサンタはメタリックグリーンであった。カメラマンが若い女性の方で、細やかなところまで気配りしていただき、楽しく手早く終了。

◇盛りだくさんの一日のテンションを鎮めるにはココ、とちょこっと立ち寄ったバーでは、ほんとうに全くに偶然ながら、マスターが古書店で購入したばかりというチャーチルとウィンザー公のレアな写真集、ウィンザー公夫妻のサザビーでのオークションカタログがお店に届いた。私が来るのを待っていたかのように(笑)。初めてみる写真も多く、テンション鎮まるどころではない。という状態の私にマスターが出してくれたカクテルが、「チャーチル」。ハードな一日の締めくくりとして、できすぎな演出だった。「バーは魂の置き場」と考えるバーテンダーだからこそできる仕事。こんなHard Day’s Nightに出会えるなら、毎日ハードでもかまわない。

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