東京国際映画祭。ガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』(Restless)にお招きいただく。ありがとうございました。

主演のヘンリー・ホッパーは、かのデニス・ホッパーの息子。繊細さとイカレっぷりを兼ね備えていて、将来を期待させる。

死の気配が濃厚に漂う時空のなかに、丁寧にゆっくりと描かれる、ピュアで繊細で一途な若い恋。なにげにカジュアルファッションがくるくる変わり、これがいちいちかわいい。

Restless04

カミカゼ特攻隊員の幽霊を演じた加瀬亮の舞台挨拶あり。最後に印象的に登場する「愛する人に渡せなかった手紙」は、加瀬さんが日本の国語学者や特攻隊員などに取材にあたって書いたとのこと。この手紙がすばらしかった。「私が恐れるのは、死ではなく、愛です」「最後にバンザイと叫べと教えられておりますが、私はあなたの名前を口にします」などなどの、胸に迫る言葉の数々。

やはり加瀬さんの話で、ガス・ヴァン・サントはゲイなので、一人で生きることを余儀なくされており、映画に描かれるようなコミュニケーションに対する切望がある、というような話をしていた。そういう視点で見ると、ああ、なるほど、と納得できる描写が多々。死へのロマンチシズム漂う中の、至福のコミュニケーション。

オフィシャルサイトはこちら ↓

http://www.eien-bokutachi.jp/

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