2011年12月5日
朝日新聞天声人語に引用されていた、吉野弘さんの「星」という詩。孫引きになるが、あまりにも忘れがたいので。
「有能であるよりほかに
ありようのない
サラリーマンの一人は
職場で
心を
無用な心を
昼の星のようにかくして
一日を耐える」
星のアナロジーついでに、本橋信宏さんの本に紹介されていた、代々忠監督の言葉。これも孫引きで失礼。
「星は見えているんだけど見ていない。生きていくことは星が見えていることに気づくこと」
そこにあるものに、気づくこと。見ようとすること。先入観や既成概念が邪魔になって、見えてるはずなのに見えてないものって、けっこうある。
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