D21のクリスマスパーティー(@帝国ホテル)にお招きいただく。ベストセラー作家の方々や書店、メディア関係者多数の華やかなパーティー。干場社長、スタッフの皆様、ありがとうございました。

僧侶の小池龍之介さん。若い時には、「モテたい」と思って服をたくさん買っていたこともあったそうである。煩悩にあれこれと苦しんで、今は虚飾をそぎ落としていって、なにか満ち足りたような、潔いたたずまい。当時を存じ上げないが、たぶん今のほうが、「おしゃれ」にかかずらっていた時期よりも、断然かっこいいだろうと思う。

先日の、仏教徒でもあるデザイナー信國さんのお話とも響きあうものを感じた。やはり「ファッション」とは、よけいなものをそぎ落としていき、自分とはいったい何者なのかを追求していった、その果てに「気づく」ものなのだ。そうやってそぎ落としていくプロセスのなかで、自分自身を「形づくるもの」、それがファッションなのであり、かっこよさとかスタイルとか呼ばれるもののヒントは、やはりそこにしかありえないんじゃないか。

「隠されている自分の痛みに気づくことが大切」と小池さんは説いていらしたが、「そぎ落としていく」過程には、その痛みに向き合う勇気も必要なんだろうと思う。

小池さんは、小さな声でささやくようにお話をする。だから、聞き逃してはいけないと思って、こちらが身体を乗り出して集中して耳を傾けなくてはならない。人に話を聞いてもらう、これもまたひとつのコツなのかな。声高に叫ぶばかりが、声を届ける方法では必ずしもないことを、教わる。

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