「感じる服 考える服」展。東京オペラシティ―にて。

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パリやミラノのコレクションが追及する贅沢な美の方向とも違う。ブランドが提案するラグジュアリーとも違う。ファストファッションの実用とも違う。

独特のクリエイションが際立つ東京ファッションの10ブランドが、それぞれのブランドのポリシーが伝わるような工夫で展示されている。

アンリアレイジ、エイチ・ナオト、ケイスケカンダ、まとふ、ミナ ペルホネン、ミントデザインズ、サスクワッチファブリックス、ソマルタ、シアタープロダクツ、リトゥンアフターワーズ。

この展示ではじめて知ったブランドが半数以上。純文学風な展示もあったが、服を着る、服を創るとはどういうことなのか、それぞれのデザイナーが真剣に考えていることが伝わってきた。

こんな刺激的なファッションの展示、これからもどんどんやっていってほしい。

ヴィジターのスタイルも、興味深かった。ファッションの展示をわざわざ見にくるほどだからかな、日ごろあまり見かけない個性的なスタイルの若い人が多く、観客ファッションもひそかに楽しませていただいた(品がなくてスミマセン)。

書籍には、デザイナーの考えや経歴がより詳しく記されている。東京ファッションの現在の見取り図もわかる。惜しまれつつも休刊になってしまった「ハイファッション」という雑誌を書籍の形にしたような印象の本だが、こんなスタイルが、今のファッションを伝えるにはふさわしいのかなとも思う。

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