「OPENERS」年末年始のためのエンタメガイドとして、今年、聴いたり読んだり観たりしたもののなかで、印象に残った音楽・本・映画を紹介しています。お時間があったらご笑覧ください。

http://openers.jp/culture/cspecial/wnd_cspecial024753.html

今年振り返りついでに。思いつくままのリスト。

・いちばん衝撃を受けたファッション事件: ガリアーノ・スキャンダル

アルコールやら精神安定剤やらで酩酊状態になって「反ユダヤ人」的な発言をしたことで、インターネットにも関連画像が流れ、ジョン・ガリアーノはディオールの主任デザイナーを解雇され、自身のブランドからも解雇された。天才ガリアーノの長きにわたる栄光が一瞬にして崩れ落ちたショッキングな事件だった。ひっきりなしに「新しい」モードを提供しなくてはならないというファッション・システム、デザイナーが負うプレッシャー、ラグジュアリーブランド経営者の非情さなど、モードを生み出す側の背景も考えさせれた。後任デザイナーはいまだ決まっていない(誰もやりたくない?と憶測してしまう)。

・喜ばしかったファッションニュース: マックイーンの再評価

やはり過酷なモードサイクルの犠牲になったかのように40歳で自殺したアレクサンダー・マックイーン。後任デザイナー、サラ・バートンが、キャサリン妃のウェディングドレスをデザインしたことでブランドとしてのマックイーンが注目を浴び、いきおい、アレクサンダー・マックイーン本人も再評価された。Metropolitan Museum of Artで「サヴェッジ・ビューティー」と題された展示がおこなわれ、661,509人のビジターを集める。(MET史上、8番目の動員数とのこと)。マックイーンのエモーショナルな美の歴史が回顧され、多くの人に愛でられたのは嬉しいできごと。この展示、日本にも来てほしい。

・個人的に気に入ってよく着た服: ISSA LONDONの孔雀柄ワンピース、Regina Romanticoのワンピース。(っていうか、それくらいしか服を買わなかった)

・個人的に感動した劇的コスメ: ポーラBAの泡マスク、SKIIのシートマスク。

・その哲学や仕事に向かう姿勢に敬意をおぼえたクリエイター: テイラー鈴木健次郎氏、テイラー信國太志氏、デザイナー芦田淳氏と芦田多恵氏。

・そのプロフェッショナリズムとサービス精神、プレゼンテーション力に敬意をおぼえたビジネスパーソン:シャネル社長リシャール・コラス氏、伊勢丹の洋菓子バイヤー上野奈央氏、実業之日本社の宮田和樹氏、「センシビリタ」を展開するPROGIC蔵中友幸氏。はじめ、ほんとうに大勢の方々。

・個人的によく聴いた音楽: ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」、クイーン「Jewels」収録の全曲、シド・ヴィシャス「マイ・ウェイ」、嘉門達夫。

・運命的に引き寄せられたバー: 「ル・パラン」

身の丈に合わないことをして失敗も数多く経験したけれど、よいご縁に導かれてやりがいのある仕事にたくさん恵まれたことはありがたいことだった。来年は、今年お世話になった多くの人々にご恩返しがしたい。というか、します。

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