小田島久恵さんにお送りいただいた、『オペラティック! 女子的オペラ鑑賞のススメ』(フィルムアート社)。

帯からして<女子的>なの。「愛と欲望の”色恋♡オペラ”入門! 人はいつの時代でも、恋に狂い愛に振り回されるもの。恋愛の奥義はオペラの神様が知っているのです」。

ハイソでとっつきにくいイメージもあるオペラを、「愛憎、エロ、嫉妬、策略、殺人……」などのどろどろごたごたが面白く描かれる「エグイ芸術」、という視点から解説してくれるオペラ入門書。オペラ愛にあふれたポップでチャーミングな文体で書かれているので、「通じ合える」友達とおしゃべりをしているような感覚で読んでいける。

随所に恋愛に関する教訓や迷言(「惚れた女に説教したい」とか 笑)もちりばめられており、あらゆるバリエーションの仮想恋愛気分も満喫。

あとがきにこんなフレーズ。「…無知・無欲のままでいたほうが安全なのに、人間は、恋する主体は、『その先』を追求せずにはいられない。好奇心にかられた者にとっては、デンジャラス・ゾーンこそが新しい楽園になってしまうのです」

オペラや恋に限らず。

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