ネイル中のDVDとしてあんまり期待しないで見始めたのだが、意外や意外、なかなか面白かったラブコメ。「ステイ・フレンズ」。ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニス主演。原題は、Friends with Benefits.(オマケつきの友情)。

Friends_with_benefits

セックスだけのお友達関係のはずが予想外の展開になって…という「結末」はお約束通りなものの(映画はまったくエロくないです)、ディテールがなかなか凝ってるのでした。というか、ハピーエンドがお約束のラブコメはほとんどディテール勝負のところがあるので、その意味では、とても健闘していると思う。

「恋愛感情ナシ」と誓うときに、iPadのアプリから聖書を起動してきたシーンには笑えた。ニューヨークとロスの観光映画的な色合いも少々。

ヒロインがラブコメ映画マニアなのよね。部屋にはかの「或る夜の出来事」(←必見!)のポスターがあるし、タイトルも不明ないろんなラブコメのセリフを暗記している。冒頭には、あの「男と女の不都合な真実」(原題The Ugly Truth)への呪詛もあったり。

‘I really have to stop buying into this bullshit Hollywood cliche of true love.
(sees posters for "The Ugly Truth" on a wall)
Shut up, Katherine Heigl, you stupid, little liar! ‘

(ハリウッド式の「真実の愛」のデタラメを信じるのはもうやめるっ。キャサリン・ヘイグルの嘘つき!)*キャサリン・ヘイグルは「男と女の不都合な真実」のヒロイン。

最後あたりにジャスティン・ティンバーレイクが「日々の出来事をいつも君に話したかった」と心情を吐露するところがあるのだけれど、このせりふ、どこかで聞いたことあるな~と思ったら、メグ・ライアンの出世作「恋人たちの予感」(When Harry Met Sarry)ですね。「一日の終わりに、その日の出来事を話したいのは君なんだ」みたいなセリフを男が言う。これだけはなんだかすごく印象的だったのでおぼえている。どんな関係も、やっぱり、ここに帰結するのかな。些細なあれこれのことを、話して、一緒に笑ったり怒ったりしてもらえること。

ミラ・クニスの、誘惑してないのに結果的に誘惑している、という言動がおそろしくどきどきさせる。「あんたには全く魅力を感じていないんだけど」というふてぶてしさが、男に火をつける様子がありありとわかる。あれほどの美女じゃなきゃできない技ですな。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です