Iron_lady

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」。メリル・ストリープはアカデミー賞納得の完璧な演技で鳥肌が立つほど。

なのだが。この映画そのものはなんだかな。認知症のシーンが多すぎる。老後の姿は最初のワンカットだけで十分ではないのか。マーガレットがいかにしてデニスと出会い、議員となり、大臣となり、党首となり、首相となり、フォークランド紛争を戦い……という最盛期に焦点を当てたドラマにすべきだったのではないか。というかそういうドラマを見たかったなあ。あれじゃあサッチャーを称えるふりして逆にいじめているみたいだ。ご家族だって怒っているだろう。

熱くパッションをかきたてられたのは、サッチャーの演説シーンのすべて。その他のシーンは冷え冷えとしていた…。

チャーチルもサッチャーも、国のために苦渋の決断をして、おそらく最良の結果をもたらしたのに、ちょっと風向きが悪くなるとあっさりと見捨てられた。イギリス国民がドライなのか、どの国でもおんなじなのか。

自己啓発本の類にはよく引き合いに出されるけれど、マーガレットの「父からの教え」。

Watch your thoughts for they become words. Watch your words for they become actions. Watch your actions for they become… habits. Watch your habits, for they become your character. And watch your character, for it becomes your destiny! What we think we become.

(思考は言葉になる。言葉は行動になる。行動は習慣をつくる。習慣は性格になる。性格は運命を導く。つまり、思考が人をつくるのだ)

認知症ヌキのサッチャーの伝記映画をぜひとも見たい。

2 返信
  1. たけい
    たけい says:

    メリルストリープという人はホント
    凄いですね。「デブラウインガーを
    探して」という映画で40歳過ぎる
    と仕事が無くなると女優さんが発言
    しているのが現実ですもんね。
    映画がイマイチでもこの先どこまで
    その凄さが続くのか見守りたいですね。
    デビュー作は「ジュリア」の小さい役でした
    ね。

    返信
  2. kaori
    kaori says:

    >たけいさん
    お久しぶりです。お元気でしたか。
    メリル・ストリープは家庭も円満、
    キャリアも比類なき絶好調、というのが
    すばらしすぎますね。
    ほんとに、この勢いがどこまで続くのか。
    できれば90を超えてなお主演女優、
    というところまで見せてほしいものです!

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