目を通した資料の中から2つ。まずは、ミシェル・サポリ著『ローズ・ベルタン マリー=アントワネットのモード大臣』(白水社)。

まだブランドという概念がなかった時代にモードを牽引したデザイナー、ローズ・ベルタンの生涯に光を当て、そこから見える宮廷や当時の政治状況を描く本。革命直前の描写がとりわけ興味深かった。

ただ、せっかくの内容なのに、日本語の文章にあまり熱が感じられず、というか記述が平坦すぎて、途中しばしば意識がとんでしまった(^_^;) 「資料」として参照するにはいい本。

もう1冊、カイ・ハックニー&ダイアナ・エドギンズ『People & Pearles 真珠―その永遠の魅力』(PHP研究所)。

真珠で身を飾った古今東西のセレブリティの豪華な写真がふんだんに使われた大型本。満足感あり。宝石について書かれた本はこうじゃなくては。

永遠の輝きを得るスタイルアイコンはみな真珠を上手につけこなしていた。

「長い間鮮度を失わないスタイルを作り上げるためには、一個の真珠を完成させるのと同じ要素が必要である。一つずつ層を積み重ねていくことで、永遠の輝きを放つ宝珠ができるのと同じように、個性という層を少しずつ積み重ねていくことが必要だ」

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