伊勢丹でのパーティー終了後、すぐ近くだったので久々にル・パラン。なにか美味しいのを、というアバウトすぎる注文(何を出してくださるのか、マスターの選択そのものが楽しみなのです)で、出てきたのがこれ。

「スプリング・フィーリング(Spring Feeling)」というカクテル。ジン+レモンジュース+シャルトルーズ。ちょっと青くさいハーブのような香りが快いさわやかなカクテル。「春って感じ」の名前にふさわしい一杯でした。

4715

シャルトルーズというお酒をはじめて知ったのだけど、薬草系のリキュールなのね。不老不死の霊薬<エリクシールElixir>(エリクサ、とも)として処方されたものが起源。18世紀にシャルトルーズ修道院で製造されはじめ、さらにそこの神父が注釈をつけた処方が、現在のシャルトルーズ・ヴェール(緑)の原型。さらにその後19世紀になって、別の神父によってジョーヌ(黄)が作成されたのだそうである。使われているハーブは130種類とか。

ヴェールのほうがスパイシーでハーブ感強く、ジョーヌははちみつの甘味が強いとのこと。「スプリング・フィーリング」にはヴェールのほうが使われている。フレッシュな青くささの秘密がこれですかね。

にしても、化粧品の銘柄として見知っていたElixirが、不老不死の霊薬のことだったとは。卑金属を金に変えると信じられた錬金薬のこともそのように呼んだらしい。そこから転じて、秘薬とか、特効薬、万能薬の意味ももつようになった……ということも知る。

Elixirにまつわる名言。

Work is the true elixir of life.  The busiest man is the happiest man.(仕事こそが、ホンモノの不老不死の霊薬である。忙しさを極める人間こそが、幸福の極みにある人間である)

同意。仕事に没頭しているときだけが、よけいな不安に煩わされず、時間を忘れることができる。パーティーに行ってもバーに行っても本能的に取材をしてしまうような仕事人間の生活など、見方によっては、なんてサビシイ人生、としか見えないだろうが。ふ。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です