もうひとつは、湯山玲子さん『ビッチの触り方』刊行記念トークショー。恵比寿のリキッドハウスにて。湯山玲子さんの司会のもと、ギンザ編集長の中島敏子さん、作家の岩井志麻子さん、放送作家の町山広美さん、演劇ジャーナリストの徳永京子さん、Vogue girl クリエイティブディレクターの軍地彩弓さんという濃厚なメンバー。

会場は立ち見のお客様もずらりの熱気でむんむん。おしゃれな方が多かった。ライブのような感じで、7時から延々と10時過ぎまで。岩井志麻子さんの過激なエロトークで爆笑の嵐の連続で、ほとんど笑いっぱなし。お題はいちおう、岩井志麻子前後、木嶋佳苗、塩谷瞬、震災、女子アナ、etc. 笑いにあふれているからって内容空疎なわけじゃなく、しっかり内容と言葉が充実していたのが圧巻だった。名せりふもぽんぽんでてきて。志麻子先生サイコーでした。どんなテーマになろうと、かならず強引に○○○の話にもっていき、会場を爆笑の渦に巻き込んでまとめてしまう手腕がすばらしい。しかもエロトークがイタくないのね。カラッと明るくて、ハッピーな雰囲気が盛り上がるエロ。他のメンバーもそれぞれに個性的でチャーミング。自由自在にパワーを発揮してフルスロットルで仕事に生きている女っていいなあ。

その後も話し足らず、控室でトークの続きをやっていたらば結局午前様に。

ご来場のみなさま、スタッフのみなさま、メンバーのみなさま、楽しい一夜をありがとうございました! 

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<追記>

こんな記事として紹介されてました…。

http://www.cyzowoman.com/2012/05/post_5918.html

2 返信
  1. アラビッチ
    アラビッチ says:

    実況中継のような臨場感溢れるトークショー
    の模様に、その場に
    “行ってないのにカミング状態”になりました。
    (@_@)
    ↑おめめぐるぐる絵文字ウケてます。
    早速丸善にダッシュして
    “四十路越え”に引き続き
    “ビッチの触り方”買い求め拝読。
    トークショーでも圧巻でしたように
    著書の中でもラストの湯山氏と岩井氏の対談が白眉で
    笑いっぱなしでした。
    ご本を拝読してひらめいたのですが、
    “メデューサ”は艶っぽくないですね。
    脱皮するなら“高野聖”ビッチ(泉鏡花)
    同窓会には“高野聖”ビッチで出席決まり!
    中野さんの
    本の紹介、言葉の紹介で
    あきらめ、悟りから、巻き返しへ意欲湧きます。

    返信
  2. kaori
    kaori says:

    >アラビッチさま
    トークショー前にエールお送りいただいたおかげで、はげまされました。ありがとうございます。
    「高野聖」ビッチって(~_~;)
    今出ている「婦人公論」にも湯山×志麻子の対談が載っています。このお二人にじか会いしたあとだと、笑いでもって読めるんですがね。
    このテーマは、怨念つきの現実感を持っちゃうと、なんかうしろぐらい話になるね。カラッと笑いにあふれてなきゃね。

    返信

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