遅まきながら「テルマエ・ロマエ」。原作の発想がユニークだなあ、とあらためて感心する。映画版も、濃い顔の俳優と、平たい顔族の俳優の対比が面白く、それなりに笑って癒される。日本の片田舎のおっちゃんたちが、ローマの危機を救う。荒唐無稽なお話なんだけど、コメディとしてムリがなく、終始、笑顔で観ていられる。

阿部寛はほんとずるい。ずーっと笑顔ひとつなく(泣き顔はたくさんあるのに)、最後の最後で、満天の星空のもと、にっこり笑う。ハナシ聞いてないふりして、実はしっかり聞いている。ハンサム顔にしか許されない究極のツンデレ。お姫様抱っこのあとのぽいっというのも、この逆パターン? 激しく上下に揺さぶる吊り橋効果ですね。上戸彩じゃなくても、♡鷲づかみされる。

とはいえ、全体的に薄く表層的な印象。セリフもとくに脳天には響かず、音楽も、なにも勇壮なクラシックをあのように合わせなくても…。子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる癒しのコメディとしては、でも、このくらいがいいのかな。

Thermaeromae04

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です