昨日は、英国大使館においてメンズファッション関連のイベント。ハードな一週間の最後の日、朝から講義3つの後で疲れもピークだったが、このような集まりにはやはり「無理しても」行く価値があるのですね。っていうか多少無理しないと、人生なんて面白くなりようがない。時間も、エネルギーも、お金も、注いだところに、注いだ分だけ還ってくる。そういうふうにできている(私は、注ぐ方向を完全に間違ってきたので、人生が破綻寸前である……深く反省はしているけれど後悔はしない。…と言えたらかっこいいのだが(T_T))経済に明るい人だったら「投資」というんだろうが、経済音痴の私には「投資」という概念も薄いので…。

投資といわれてもピンとこないけど、たぶん、チャーチルの言葉が私のエネルギー源になっている。「生活は得るもので成り立つが、人生は与えるものでつくられる」。

おっと、この日のイベントはそんな大仰なことばを持ち出すほどでもなかったのだけれど。

フルドレスで装った多くの素敵な男性方のなかに、ひときわ背の高い紳士がいて、紹介されてみるとなんと、日ごろ仕事をしている誌面の多くで(ひょっとしたら私の文章にも)イラストを描いている、ソリマチアキラ先生であった。どこかで見たことがあるなあ、と感じたのは、イラストの雰囲気だったのですね。

ちなみに、ソリマチ先生は神戸ブランメル倶楽部のイメージキャラクターや、ピンバッチのイラストも描いている。「ブランメル君」は、季節に応じて「衣替え」をするが、たとえばこんな感じ。

Sorimachi

ご本人の雰囲気とこのイラストには、そこはかとなく通底する、おっとりとした端正な品のよさがある。同席したほかの方々によれば、イラストレーターは多かれ少なかれ、ご自身を反映した絵を描くものだと。綿谷寛画伯しかり(お会いしたことはないのですが)。

文章だって書き手をかなり反映しますね。「見せたくないもの」まで透けてしまう。これはフェイスブックなどの瞬発的投稿を読んでいると感じることなのだが、そのひとの心の形が浮き上がって見えるように感じることがある。プロはある程度そのあたりをコントロールすることができるとはいえ、「見せたくないもの」とどのように向き合っているのか、日々をどのように過ごしているのか、ということがそこはかとなく作品の端々ににじみ出てしまう。心して生活しないとね。                  

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