久々に、よいなと思った言葉のメモ。生活があわただしすぎると、一瞬、ひっかかりを感じたことでも、「あとから」と思ってそのままにしておくことが増える。そうこうしている間に一週間の終わりにはすっかり「流れて」いってしまう。この「流れてしまった」感が続くと「根無し草」になるような気がしてしまう。経験にせよ読むもの見るもの聞くものにせよ、記録していくことでなにか少しは「確か」に自分の中に入ったかもしれないというような感覚が与えられるのですね。

[E:ribbon]・ジェイヌード、vol.140、8月16日号。「色気問答塾」の小島慶子さんの巻。

「本人が意図していなくても、見ている側が勝手に『色っぽい』と感じ取るものが色気です。だから色気を出すための特定の手段というのはないですよね。『これが私の色気』と思っているポイントとは別のところで人は欲情しているはず。(中略)色気とは常に第三者に証明してみせることのできないものだからです。

ではどうすればよいかというと、何でもよいので大好きなものを持つことだと思います。そういう人の話は面白いし、目が輝いていて魅力的に見えるもの。『理屈抜きに大好き!』ということを大事にしていれば、相手がそれを自然とキャッチして、ときには色気として感知してくれるでしょう。何かを猛烈に好きでいることは汎用性が高いのです」

[E:ribbon]・朝日新聞25日付、be のクリスティーヌ・ラガルドさま(この方の大ファン)のインタビュー記事。

「ある女子学生が『これまでで最大の障壁は?』と尋ねると、少し考え、こう答えた。『たぶん自分自身でした。若いころは自分にあまり自信がなかった。でも、様々な人たちに自信を与えてもらえ、本当に幸運でした」

男性が多い職場という環境をどのように生き抜いてきたのか、の質問に答えて。「周りの人々を脅かすことのないよう努力してきました。周りの人に対して攻撃的になったりすると、うまくいかないものです。そういう行動をとると、相手は自分の身を守ろうとするし、反発してくる、ということがわかっていました。(中略) 敵意のせいで立ち止まったり落ち込んだりすべきではないので、とにかく前に進もうと考えてきました」

[E:ribbon]・朝日新聞26日付、「仕事力」、勝手に師事している荒俣宏先生の回、第4回。

「個人の一連の体験の中に、仕事力は蓄えられていくのです。マニュアルや偏差値など、人が作り上げた相対的な点数は、いくら点数を稼いでも限界があり、いつまで経ってもただの点と点にとどまります。しかし私たちは、かつての体験の点と点が、自分の中でつながり面になった時に、力を出せるのですね。役に立たないと言われた道楽も、遠回りも無駄ではないのです」

「例えば、会社から与えられた誰もやりたがらない仕事は、実は未開発だったあなたのグレーゾーンを開発し、力に転じる『チャンス』なのです。しかも、誰もやりたがらない仕事で競争がないですから、あなたは『オンリー』の力を磨けるのです。そのためにも、どうか『面』となる総合力を養ってください」

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