2012年9月15日
「ゴシップガール」シーズン4を移動中にどんどん見ているのだけれど。やはり面白さの根幹は、シャンパンやブランドドレスや高級スーツといったラグジュアリーで狭いエリート世界のなかで展開される陰謀、いじめ、排他、イジワルにあるのよね。
っていうかコイツら、大学生という設定なのに講義を受けているシーンが一度も出てこなくって、ガラ(パーティー)のシーンばかりって^_^;
イギリスのエリート養成校、パブリックスクールでもイジメやイジワルは日常茶飯事。教師はそこに不干渉。野蛮で血気の多い国のエリートは、イジメの試練を経ることも素養のひとつと考えているフシがあるように感じる。かのウィンザー公も、学校時代にはいじめをうけていた。王族だって容赦しないのである。
そういう場に適応できなければ、エリートとして生き残る資格なし。並ならぬタフな精神力の持ち主でないと、もっと恐ろしいものが跋扈する大人社会や国際社会ではとてもリーダーシップなどとれないのである。「適応か、死か」って、「適応」せざるをえなかったブルックリン出身のダンのセリフなんだけど、まさしくダーウィンの論理、よね。Survival of the Fittest. 適応できるものだけが、生き残る。
道徳上の善悪のモンダイを言ってるわけではありません。そうやって生物は生き残ってきた、というシビアな現実の話をしてます。
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