名古屋ミッドランドスクエア内のヴァルカナイズロンドンにて、’How To Be Like James Bond’ をテーマに、BLBG社長にして『本物の男 25の金言』という2冊目のジェームズ・ボンド本を出版したばかりの田窪寿保さんとトークショーでした。

吹き抜けが爽快なミッドランドスクエア↓ ラグジュアリーブランドやいまどきの高級セレクトショップが結集している感がありますね。

11101
ボンド御用達シャンパーニュ、ボランジェを飲みながら、アットホームな雰囲気でのトークショーのあと、店内にとどまり、お客さま方とのおしゃべり。お客様はお医者様率が高く、塾の経営者や教職についている方もいらっしゃいましたが、とにかくおしゃれのレベルが高くて驚き。カップル(夫婦)も何組かご来場でしたが、これは東京のファッションイベントのトークショーではあまり見かけない光景だということに気づきました^_^; 素敵で、うらやましいことです。

↓ボランジェと、今回のイベントのために特別に作ったという「007」型クッキー。

11103
今回の映画では、グローブ・トロッターのスーツケースも登場するということで、店内には007モデルを中心に黒いグローブトロッターがずらりと。ヘンリー・プールのディナージャケット(タキシード)も飾られ、BGMはアデルの「スカイフォール」。さらに、下の写真の田窪さんと私のうしろにあるマネキンが着ているのは、映画の中でボンド&ボンドガールが実際に着用した衣装です。ジェームズ・ボンド色に濃く染まったひとときでございました…。

11106

文字通り、とんぼ返りのお仕事でしたが、名古屋のファッション好きな方々のリアルな関心に接することができた、貴重で楽しい時間でした。ご来場のみなさま、ヴァルカナイズのスタッフのみなさま、ありがとうございました。

↓11月10日付記事に会場の模様が。

http://blog.midland-square.com/

大学の「ファッション文化史」の講義に、ゲスト講師として、パーソナル・スタイリストの草分け、「ファッション・レスキュー」代表の政近準子さんをお招きして、プロフェッショナルなパーソナルスタイリングについて、そして服育について、アツく、楽しく、堂々と、真剣に、陽気に、語っていただきました。準子ギャグにいちばん笑い転げていたのは私かもしれません。すんません。

1194

準子さんの顧客のひとり、化粧品のヨンカの社長、武藤興子さんも超多忙のなか駆けつけてくださり、スタイリングの成果をなまなましく語っていただくという贅沢な授業となりました。(このネットワークは、なにげに<飲み>がきっかけ^_^;)

1193
これがどれだけ贅沢なことか、学生さんたちがわかってくれるのは何年か先だろうな…とか思いながら、まあ、私自身が心の底から楽しめた、至福の時間でした。ありがとう!

「サライ」連載記事のため、ディレクターズ・スーツの取材。横浜馬車道の信濃屋さんにご協力を仰ぎました。

1174
白井俊夫さん、八木美樹さんにお世話になりました。おかげでとても楽しい取材になりました。ありがとうございました。詳細は本誌にて。左が「和製クラーク・ゲーブル」と呼ばれる白井さん、右が広報担当の八木さんです。

1177
取材後、スタイリストの堀さんと、馬車道十番館へ。クラシックで昭和モダンな贅沢な雰囲気を堪能しました…。横浜馬車道近辺は、なにげにゆったりとした、ほっとした気持ちにさせてもらえる店が点在していますね。

1172

1日(金)のお仕事。OPENERS×福助130年のお祝いコメントを述べました。パレスホテルのテラスにて。詳しくは後日。

1121

夕暮れのパレスホテルのテラスから見る光景というのは、なかなか感動的で、ゆったりとした時間が流れている異次元ですね。去りがたくて、終わってもしばらくぐずぐずしてしまいました…。

1139
福助さん、130周年おめでとうございます。

☆その後、メンズファッション界で絶大な支持を誇っているbatak日比谷店を訪れ、社長の中寺広吉さんじきじきにご案内いただきました。

インペリアルプラザを見下ろすフィッティングルームは、まさしく「男の舞台」^_^;といった趣きのシックながら贅沢な空間。働く職人さんたちの様子もいいぐあいに店内からうかがい知ることができて、センスの高さを感じました。職人さんのワークスペースには、額入りのソリマチアキラさんのイラストがいくつもかざってあります。

胸元の美しいドレープにほれぼれするbatakのスーツ。

1122

中寺さんによれば、たとえモノとしては耐久性が高いとしても、スーツにおいて「一生モノ」はありえない、と。30代、40代、50代、それぞれの年代で体型が変わらなかったとしても、成長したナカミにあいふさわしいスーツがある。それを提案していきたい、と。納得。