新国立美術館にて、「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵の秘宝」展。

バロックのこってり絢爛な世界を堪能。バロック・サロンがすばらしかった。天井画やコンソールテーブル、振り子時計、鏡、壺、そして燭台に、過剰なまでの装飾精神がうかがわれて、圧倒されるほど。空間恐怖を感じさせるほどこてこてに装飾しようという、徹底した反・機能、非・効率の装飾志向。好きだなあこういう世界。

Baroqu_salone
(画像は、「Internet Museum」よりシェアさせていただきました)

*覚えた新語:クンストカンマー。 美と技のコレクションのこと。精緻な工芸品から、中国や日本の陶磁器、最新の技術を駆使した時計やゲーム盤まで、人の手によって作られたありとあらゆる貴重な品々が含まれる。この展覧会では、リヒテンシュタイン侯爵家のクンストカンマーから厳選された16-18世紀の工芸品が9点、展示されていた。水差しと水盤、貴石象嵌のチェスト、万年暦、ぜんまい仕掛けの酒器など。もっとも目をひきつけられたのが、マティアス・ラウフミラー作のジョッキ。

Baroque_jokki

*覚えた新語その2:ビーダーマイヤー 美術様式のひとつ。

ビーダーマイヤーのセクションで、神々しいオーラをはなっていたのが、フリードリッヒ・フォン・アメリングの「マリー・フランツイスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」

Photo
えもいえぬ幸福感にみちあふれていて、泣けてくるほど美しい絵。光の粒子が絵から放たれているような。

たっぷり眼福を味わった後は、六本木の景色もいつもと違って見えました……。

http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/

http://www.museum.or.jp/modules/topics/index.php?action=view&id=213

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