書いて書いて書きまくったバルザック。でも生きた年月は今の私とそんなに変わらないの。激しく太く短く生き切った人のことばには、真実というか人間の心理の普遍的な法則がぎっしり。今になってその意味するところがよくわかることもある。

「人は反感から愛に向かうが、愛することから始めて反感に向かった場合、決して愛には戻らない」

第一印象が悪いにも関わらず、強い押しで好意を引き寄せる、アクマのような魅力の持ち主というのがたまにいて、これがイケメンや美女よりも艶福家だったりするのですよね。第一印象がよい、というのもよしあしだと思う。次に会う時、第一印象の好感を上回るプレゼンをしなくてはならないのは、至難のわざ。

「男は、ある女の愛人でありうるときには、その女の友人となることはできない」

たとえば、恋人になりうるかもしれない男に、好意を示そうとして、「友人」に与えるような親切をしてしまうとする。すると必ず、その男の気持ちは冷めていく。恋人として追わせ続けるためには、むしろ、冷酷なくらいのほうがいい。恋と友情は、多くの場合、両立しない。

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