その才能の未来を信じ、応援していた人の、まさかの失脚の報に、呆然としてナミダナミダする。人間ってわからない。「正論」で言動がコントロールできれば、誰も苦労などしない。ブンガクなんてこの世に生まれなかった…。

まことしやかに自己啓発だの正論だのを語る人はどれだけ聖人なのか。私だって時に語らなくてはいけない立場にあるが、常に懐疑というか自虐というか羞恥というか後ろめたさというか、払拭しきれない「エラそうにごめんなさい」感がつきまとう。そんなときは、世間が「ユーモア」と呼んでくれる類のオブラートにくるんで伝えるしかない。一刀両断に、あたかも自分が善の権化のように他人を非難する人を見ると、ああ、あさましい…と哀しくなってくる。そんな「わかりやすい」ことばをありがたがるグーミンさん(ごめん、一度言ってみたかった。私も弱いので^_^;)が、ますます哀しく見えてくる。

人間って底知れない。なぜなぜなぜ。悪いとわかっていることでも、やってしまうことがある。そんな弱い生き物だ。その人をちやほやしていた周囲が今後どう変わるか、私はただただ淡々と観察していく。手のひらを返すように変わったとしたら、その変わった人の方がよほど弱い生き物だ。

完全に「理解」することなど無理とはわかっているけれど、独善的に人を責め立てることだけは決してすまい、とあらためて思う。

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