移動の合間に観たDVD「天才執事ジーヴス」。P・G・ウッドハウス原作、バーティー役はヒュー・ローリー、ジーヴス役はスティーヴン・フライ(「オスカー・ワイルド」でワイルド演じたあの人ですね)。

民放ITVで1990年代に制作されたコメディドラマ。

イギリス好きにはこたえられないだろうなあ。ストーリー展開は独特のテンポで、笑いも乾いたブリティッシュユーモアなので、ついてけないひとはついてけないかもしれない。

が、1920年代のロンドンの貴族社会、つまり、イギリスのメンズファッションがもっとも語りがいのある美しい時代の社会における、ザッツ・ジェントルマンな文化が、これでもかと描かれる絵巻。ジーヴスとローリーのファッションがとにかくいちいちすばらしい。ソックスのサスペンダーまで着こなしの中に入っている。寝る前のパジャマやガウンのスタイル、ひげそりの儀式で使うグルーミンググッズ一式、カントリーハウスでの過ごし方、タウンハウスのインテリア、クラブの中の模様、とにかくもうもう、興奮ものなのです。

執事といえばジーヴス。だからこそ、Ask Jeevesだし、高級クリーニング店もJeevesなのですね。

イギリスのクラシックメンズファション好きは必見。(興味のない方はついてけない。くどいけど。笑)

さっそく、Vol.2をアマゾンでクリックしたのは、言うまでもない。

6 返信
  1. Taul.O
    Taul.O says:

    ジーブス!
    好きです。
    この夏に買ったDVDの中のヒットの1つです。
    2巻を観た時、そして再度見直した時には、オープニングのアニメーションと音楽からワクワクしました。
    ジーブスのシリーズには最初コミックで出会い、小説を読み、そして今回DVDを観ましたが、やはり好きです。
    服装もさる事ながら、バーティーが愛用していたピアノが自宅に欲しい今日この頃です。

    返信
  2. >kaori
    >kaori says:

    >Taulさま
    おお、同好の士がいてくれてよかった。笑。
    オープニングのアニメ&音楽は、ソリマチちっくなヌケ感があっていいですよね。
    ユーモアもあまりにもマニアックなので、わからない人には笑えないのですが、ツボにはまるとたまりませんね。
    ピアノ、たしかに! 置物がとにかくいちいち素敵です。
    これから「2」観るのが楽しみです(…その前に仕事しないと^_^;)!

    返信
  3. Taul.O
    Taul.O says:

    此方こそ、ジーヴスを愉しいと仰有る方に出会えて光栄の至りです。
    「シャーロック」を良いと言った者に「では、これも!」と勧めたのですが反応が悪くて「こ奴は果たしてシャーロックもどれくらい愉しめていたのだろうか?」とガッカリしたので。
    言葉のやりとりを聞いてるだけで、ついうっかり吹き出す事がこれほど多いものは「シャーロック」と並んで珍しかったのですが…。
    それにしても、市街、田舎、それぞれの景色や建物、室内の雰囲気を作る調度品達や家具。そして私には興味深いバーティーの自宅のピアノやカントリーハウスでの声楽の伴奏に使われていた黒金蒔絵のピアノ等々。そして、男性の服装の細々とした様々なディテールも、シルエットやパンツの太さや裾の折り返しの幅、それに、全体的な生地の厚さの感じ等、とても好ましいです。
    また、女性達の服装の美しさも好きです。
    映画の風合いはこれとは随分違いますが、「シャネルとストラヴインスキー(Coco&Igor」と同じく目に栄養をくれる映画でした。
    重ねての長文、失礼致しました。

    返信
  4. kaori
    kaori says:

    >Taulさま
    「シャーロック」のスピーディーな「モダン・ブリティッシュ」が好きな人が、必ずしも「ジーヴス」のまったりした「レトロ・イングランド」が好きなわけではなさそうですね^_^;
    両方好きという人種は、かなりのアングロマニアかもしれません。
    「シャネル&ストラヴィンスキー」も、20年代を舞台にしてますね。背景、置物、衣装、言葉遣い、隅々にいたるまで丁寧に心をこめてつくられているあたりに、「ジーヴス」と相通じるものを感じます。観た後、ちゃんと観客として「もてなされている」と実感できるのですよね。
    そんな作り手になりたいものです。

    返信
  5. あずき
    あずき says:

    はじめまして。
    中野先生のブログでジーヴスの名を目にする日がついにやってきた!と嬉しくなってコメントする暴挙をお許しくださいませ。
    昨年末ぐらいから周囲の人間にジーヴスの布教をしている身としては嬉しい限りです。
    DVDは未見ですが、機会を探してみてみようと思います。

    返信
  6. kaori
    kaori says:

    >あずきさま
    コメントありがとうございます!
    ジーヴスは原作のファンもアツいですね。
    映像版は、モンティ・パイソンと同じように「どこがどうおもしろいのか」を解説しなくてはいけないところもたくさんあります。そこがまたマニア心をくすぐられたりするんですけどね。笑。

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