こもってひたすら書き続けているけれど、外気は完全に秋。

空気が変わったからというわけではなさそうだが、偶然、トラブルに巻き込まれたり、仕事ができなくなったりした知人の報が重なる。私自身にも、「こうもりさん」の暗躍で思わぬとばっちりが来たり、かる~い裏切られ感を味わったりするプチ事件が。やはりあれですね、人はむやみに信用しない、人には期待しない、のがベスト(自戒)。疑心暗鬼になるというのではなく、他人に必要以上によりかからなくてもいいように、調子に乗りすぎず、慎ましく行動し、平和な自立を保っていようということだ。その姿勢と、あたたかくオープンハートであることと矛盾はしない。さらさらと水のように流れていく印象だけを残せる(というか、いかなる強い印象も残さない)ような万年凪の態度を、いつでもどこでも維持できるというのが究極の理想。(難^_^;)

こういう空気感のなかで、不思議としっくり調和するフレグランス。夏前にラルチザン表参道店で「処方」してもらったのだが、夏の高温高湿の中では、ややそぐわなかった感がある。空気がひんやりかわいてきた今だとぴったりくることを発見、ようやく活躍させはじめた次第。

ラルチザン・パフュームのPOIVRE PIQUANT  (刺激的なコショウ)。

古代サンスクリットの愛の経典 「カーマ・スートラ」 に伝わる愛の媚薬にインスピレーションを得てつくられた、ホワイトペッパー、ミルク、はちみつをブレンドした香り。

というと官能的なイメージがあるのだが、意外と、きりりっとしているのですね。白コショウのせいか。白いミルクのせいか。白くまろやかなイメージのなかにちょっとだけピリッと刺激がある、むしろ健全な感じ。

そもそも、「カーマ・スートラ」って、イメージがエロいほうに先行してますが、かなりきまじめな人生読本。「愛する」ことを中心に正しく人生を謳歌することをすすめる、めんどくさすぎてあくびがでるほどのお堅い本、というのが私の印象。

Poivre_piquant_3
カーマスートラのイメージと実際の内容のギャップ。媚薬というイメージと現実の香りのギャップ。そんなこんなのギャップを楽しむ香水でもあるかな。

というわけで、当面は、流れる水のようになって周囲(のネガティヴな気)を浄化したいというおまじないというか願いをこめて、コレ。人に流されず、流れていくというのは、なかなか意志力が要りますね。

今日書いたのは約8000字。翻訳だけど。まだ終わらない。書くことで生じた疲れをいやすことができるのはこんなアホな書き物だったりする。笑

2 返信
  1. miho
    miho says:

    中野先生
    私も本日、軽い裏切りに会いました。
    これはコウモリの襲来だと思って静かに乗り切ってやる! と、この投稿を見て冷静になれました。ありがとうございます。
    季節の変わり目ですからくれぐれもご自愛ください。

    返信
  2. >kaori
    >kaori says:

    >mihoさま
    まあそれは災難でしたね…。
    コウモリはどこにでも潜んでいますから、
    用心するにこしたことはないですね。
    ハトの衣を着たコウモリも実は多い…
    というのが今回学んだ教訓。
    同じレベルに引きずりおとされないように、
    軽く凛とスルーして
    次、まいりましょうね。

    返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です