2013年10月13日
ヴァルカナイズ・ロンドンで打ち合わせついでに、ヴァルカナイズ・ドック内にある英王室御用達クリーニング店Jeevesに。ソフィー・ヒュームの繊細なカットワーク上下のクリーニングをここで頼んでみる。
Jeevesという店名はもちろん、天才執事ジーヴスに由来する。ジーヴスのように完璧に服をケアしてくれるクリーニング、という含意ですね。店内にはやはりウッドハウスの原作が。
仕上がりには2週間ほどかかるとのことだが、他店のようにまとめて機械に入れて洗うのではなく、預かった品一点一点分けて丁寧に洗い、袖にはクッションを入れるなどして立体的に仕上げてくれるとのこと。洋服を愛する人が、新品以上の仕上がりに感激してリピート来店しているそうです。超高級クリーニングでも、それだけの値があると思わせるほど突き抜ければ、人はちゃんとついてくるんですね。
というか圧倒的な感動を与えるほど突き抜けてしまえば価格など気にならなくなるということでしょうか。
仕上がりが楽しみです。
まったく関係ないけど、この映画リストすばらしい。ミッション多すぎて仕事の海に溺死寸前だったが、ささやかなお楽しみがこんなにも待っていると思うと、少し明るい希望が。(天才執事のクリーニングに比べて、とても安上がりなお楽しみ^_^;)
中野さま
こんにちは。
6月のギャツビーナイトの記事で
ソフィーヒュームというデザイナーをはじめて知りました。
ワンピース
レース
T-REX 柄
着る人:NAKANO KAORI
この完璧な演出に、シャネルとかアルマーニさえ
かすんでしまったのではないでしょうか…
ユーモアたっぷりの“正義に対する有無を云わせぬ挑戦”(笑)
記事の中で“おフェロ”とは程遠いと
書かれてありましたが、
私には中野さんのまわりは
あたり一面“血の海”ではなかったかと想像します。
食いちぎられた生肉の残骸ではなくて
“鼻・血の海”
ボンドとヴェスパーの列車内での会話
『ラム肉どうだった?』
『グサッと一刺し』“skewered!”
みたいですね。
返り血のついたワンピース
ブランニューに仕上がって
またアップされるのを楽しみにしています。
メロメロです。LOVE♡
>プロコフィエスクさま
数か月も前の記事を覚えて下さっていて、ありがとうございます。そうです、あのときのソフィー・フューム。WWDのパーティースナップにも掲載されたので、かなり思い出深い服になりました。
いやあ、返り血は残念ながらどこからも…笑。見渡す限り、いたって平和な草食風景でございます。
まあ、おフェロ不足は、淡々と着実に仕事するにはよいことかもしれません^_^;