ミス・ユニヴァース・ジャパン2014 富山大会で審査員をつとめさせていただきました。
着物、カジュアルウエア、水着、ドレス、それぞれにおいてウォーキングでアピールしつつ、最後はスピーチと審査員との質疑応答で内面もアピールする、ハードな2時間。

26歳(年齢制限の最年長)のおふたりがとびきり輝いて完成度が高かった。グランプリの高橋映さんは4回目の挑戦。さすがの貫禄。舞台を降りるときに少し顔を残して消えていく、などこまかなところまで完璧だった。スピーチもすばらしく、「えー」や「あのー」などという余計な音が一切ない、優雅な話しぶり。準グランプリの佐野美沙代さんも、2度目の挑戦とのこと。佐野さんのポージングや表情にもすばらしく魅了されましたが、グローバルな舞台で競うには身長がやや足りない(といっても164センチ)だけ。佐野さんは、アフターパーティーで話した時に、私のブログ記事の"Don’t Dream, Be It"に励まされた、と話してくれました。またお会いしたくなるチャーミングな方です。ほかの出場者のみなさまもそれぞれに鍛え上げた力をアピール、経験や鍛錬とともに増していく力強い美を披露してくださいました。

アフターパーティーで、記念写真。左がともに審査員をつとめたモデルでタレントの池端忍さん。中央がグランプリに輝いた高橋さん。

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去年のミスの平野さんもゲストとしてトークショー。保育士である彼女は、富山の観光大使としても活躍中。選ばれてから出会う人が変わって人生が変わった、と。

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そうなんですよね。出会いがないと嘆くのではなく、きょろきょろしたり愚痴を言いあったりするひまがあれば、自分の活躍できるステージを上げる努力をすればいい。そうすればそのときの自分にふさわしい出会いに恵まれる。

彼女が履くのはユニバースの「義務」である13センチヒール。これはユニバースのステージでは必須なのだそうです。で、富山には売ってないので出場者は苦労したそうな^_^;。富山ビューティー底上げのために、まず靴屋さんやセレクトショップさん、がんばってください(笑)。

ミスコンは女の品評会だのなんだのと批判も相変わらずあるけれど、ユニヴァースにかんしていえば、長期にわたる合宿での総合的なトレーニングに耐え、人前で堂々と振舞い、話し、瞬時に受け答えをする教養を養い、その成果をステージで競うわけだから、なんというか、野球少年にとっての甲子園みたいなものではないかと思う。女力だけではなく、人間力を磨く絶好の機会だと思う。

その後、おやじたちにいいように利用される、という話も聞くこともあるが、いや、逆にそういう下心はいいように利用してやるのだ(笑)。それだけの賢さと強さを備えてこそ、女の中の女である。イメージモデルは不二子ね。

美は力。美は希望。美はインスピレーションの源。観客を魅了した出場者のみなさま、あっぱれ!でした。この経験を生かし、今後の人生がますます輝いていくことを祈っています。

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